FEED (フィード) ボタン モード
FEED (フィード) ボタン モード

FEED (フィード) ボタン モード

[FEED] (フィード)
ボタンを押すと、複数のプリンタ モードを開始できます。

電源オフ FEED (フィード) ボタン モード

プリンタの電源をオフにした状態で、
[FEED] (フィード)
を長押ししながらプリンタの電源をオンにして、電源オフ
[FEED] (フィード)
ボタン モードにアクセスします。
電源オフ モード
点滅シーケンス
アクション
黄色/赤色に点滅
ファームウェア ダウンロード モード - 高速で赤色で点滅し始めた場合、ファームウェア ダウンロード モードに入ったことを示します。シーケンスのこの時点で
[FEED] (フィード)
を放すと、ダウンロードのためにプリンタを初期化します。
ステータス ランプが赤と緑に交互にゆっくり点滅するようになると、ファームウェアのダウンロードを開始できます。
このプリンタで使用できるファームウェア (およびファイル) ダウンロード ユーティリティの使用に関する詳細については、プリンタへのファイル送信を参照してください。プリンタのファームウェアの更新が提供されている場合は、Zebra Web サイト (zebra.com) に掲載されます。
黄色
通常操作モード - 通常のプリンタの初期化を続行します。ここで
[FEED] (フィード)
を放すと、プリンタはファームウェアのダウンロードや通信診断モードでの操作なしで通常起動します。
緑色
通信診断 (
DUMP
) モード - プリンタのステータス ランプが緑になったら、すぐに
[FEED] (フィード)
を放します。
ラベルの印字基点に
Now in DUMP
(ダンプ中) と印刷され、次のラベルに移ります。
最初のラベルの印刷後、自動で診断モードに入り、受信したすべてのデータがそのまま印刷されます。
診断モードを終了して印刷を再開するには、プリンタの電源をいったん切り、30 秒待ってから再度電源を入れます。
または、プリンタのコマンド バッファがクリアされて
Out of DUMP
(ダンプ終了) がラベルに印刷されるまで、
[FEED] (フィード)
ボタンを連続して何回も押し、診断モードを終了します。

電源オン FEED (フィード) ボタン モード

プリンタの電源がオンでトップ カバーが閉じている状態で、
[FEED] (フィード)
を数秒間長押しします。緑色のステータス LED が何回も連続して点滅します。この表の情報を使用して、特定の回数点滅した後、次の点滅シーケンスが開始する前にキーを放します。
電源オン モード
次の回数点滅した後 [FEED] (フィード) ボタンを放した場合
動作内容
* (最初の点滅)
設定ステータス - 詳細なプリンタ設定ステータス ラベルが印刷されます。
このラベルは以下の目的で使用します。
  • 印刷機能が適切であることを確認する
  • コンピュータの通信を設定、メンテナンス、トラブルシューティングができるようにする
  • サポート チームが必要に応じて問題を診断して対処できるようにする
*
** (2 回目の点滅)
標準の自動用紙キャリブレーション - 用紙のタイプと長さが検出されて設定されます。その後、セットした用紙で印字性能を最大限に高めるように、用紙センサーが調整されます。このキャリブレーション方法は、
~JC
ZPL コマンドを発行する際と同じです。
キャリブレーション中に 1 ~ 4 枚のラベルが給紙されます。
Zebra EPL デスクトップ プリンタを使い慣れたユーザーは、起動時の自動検知キャリブレーションの代わりにこの [FEED] (フィード) モードを使用します。このキャリブレーション方法は、
XA
EPL コマンドを発行するのと同じです。
*
**
*** (3 回目の点滅)
シリアル ポートの設定 - シリアル インタフェース ポート搭載プリンタにのみ適用されます。
フロー制御以外のシリアル ポート通信パラメータをリセットするには、LED が黄/緑色に高速で点滅している間に
[FEED] (フィード)
を押して放します。
自動ボー同期では、LED が高速で黄/緑色に点滅している間に、
^XA^XZ
コマンド シーケンスをプリンタに送信します。
プリンタとホストが同期されると、インジケータが緑色の点灯に変わります。
自動ボー同期中はラベルは印刷されません。
*
**
***
**** (4 回目の点滅)
工場出荷時デフォルト - 工場出荷時のデフォルト設定にプリンタをリセットします。これは、
^JUN
ZPL コマンドを発行するのと同じです。主な設定と関連の ZPL コマンドについては、ZPL 設定を参照してください。
一部の設定は、当初の購入時の設定に戻りません。プログラミングによって排他的に設定、表示、制御される他の設定もリセットされます。
これによって、標準的な用紙キャリブレーション、メモリ デフラグ ルーチンの順に実行されます。
プリンタが工場出荷時設定値モードに入ると、ステータス ランプが 3 秒間黄色になります。その間、以下が行われます。
  • 何もしないと、プリンタは上記の手順に従って工場出荷時のデフォルトに自動でリセットされます。または、
  • イーサネット、Wi-Fi、Bluetooth などのネットワーク印刷オプションを備えたプリンタの場合は、
    [FEED] (フィード)
    ボタンを長押しすると、工場出荷時の初期設定へのリセット モードに入ります。これは、
    ^JUF
    ZPL コマンドを発行するのと同じです。
このシーケンス中、最初の点滅の後にボタンを放すと、ネットワーク工場オプションのみがリセットされます。これは、
^JUN
ZPL コマンドを発行するのと同じです。
2 番目の点滅シーケンス (2 回点滅) 後にボタンを放すと、プリンタ デフォルトのみがリセットされます。
3 番目の点滅 (3 回点滅) の後に
[FEED] (フィード)
を放すと、プリンタとネットワーク設定の両方をリセットします。これは、
^JUN
および
^JUF
ZPL コマンドを発行するのと同じです。
*
**
***
****
***** (5 回目の点滅)
印刷幅調整 - 最小印刷幅で始まり 4mm ずつ増分してプリンタの最大印刷幅で終わる、連続ボックスを印刷します。
プリンタが目的の最大印刷幅に達したら、
[FEED] (フィード)
を一度押します。
プリンタのドライバとアプリケーションがこの設定を上書きする可能性があります。
*
**
***
****
*****
****** (6 回目の点滅)
印字濃度 (密度) 調整 - ZPL 濃度設定範囲値によって、最低濃度 (印字密度/温度) から始まり 4 ずつ増分してプリンタの最高濃度に至るバーコード シミュレーション パターンの連続を印刷します。
パターンが正しく印刷されたら
[FEED] (フィード)
を 1 回押します。濃度設定値またはバーコードの線幅を増やし続けると、印刷出力が歪んで読みにくくなる可能性があります。
プリンタのドライバとアプリケーションがこの設定を上書きする可能性があります。
*
**
***
****
*****
******
******* (7 回目の点滅)
手動用紙キャリブレーション — プリンタは、用紙タイプと用紙長を検出して設定するための広範なテストを実行します。装着した用紙での印字性能を最大限高めるために、用紙センサーを調整します。これは、
~JG
ZPL コマンドを発行するのと同じです。
事前に印刷されている用紙を使用する、ライナーに印刷する、またはプリンタで正しく自動キャリブレーションされない場合は、手動キャリブレーションをおすすめします。用紙検知操作のグラフィカル プロファイルが印刷されます。詳細や注意点については、手動キャリブレーションを参照してください。
設定モードを終了するには、7 番目の点滅シーケンスが終了するまで
[FEED] (フィード)
を押し続けてから
[FEED] (フィード)
を放します。