動作モード
動作モード

動作モード

統合イメージャ搭載のデバイスは、次の 3 つの動作モードをサポートしています。
各モードは、
スキャン
ボタンを押して有効にします。
  • 読み取りモード — デバイスは読み取り幅内にある有効なバーコードを見つけて読み取ります。スキャン ボタンを押している間、またはバーコードを読み取るまで、イメージャはこのモードのままになります。
ピックリスト モードを有効にするには、DataWedge で設定するか、または API コマンドを使用してアプリケーション内で設定します。
  • ピック リスト モード — 複数のバーコードがデバイスの読み取り幅内にある場合、照準十字またはドットを目的のバーコードの上に移動して、バーコードを選択的に読み取ります。この機能は、複数のバーコードが含まれているピック リストや、複数のタイプ (1D または 2D) のバーコードが含まれている製造ラベルや輸送ラベルに使用します。
基本マルチバーコード モードを有効にするには、DataWedge で設定するか、または API コマンドを使用してアプリケーション内で設定します。
  • 基本マルチバーコード モード — このモードでは、デバイスは読み取り幅内にある特定の数の一意なバーコードを見つけて読み取ります。スキャン ボタンを押している間、またはすべてのバーコードを読み取るまで、デバイスはこのモードのままになります。
    • デバイスは、プログラムされた数の一意のバーコードをスキャンしようとします (2 から 100 まで)。
    • 重複バーコード (同じシンボル体系のタイプとデータ) がある場合、重複バーコードの 1 つだけが読み取られ、残りは無視されます。ラベルに 2 つの重複バーコードと別の 2 つの異なるバーコードがある場合、そのラベルから最大 3 つのバーコードが読み取られます。1 つは重複として無視されます。
    • 複数のシンボル体系のバーコードを一緒に取得できます。たとえば、基本マルチバーコード スキャンの指定数量が 4 で、2 つのバーコードがシンボル体系 Code 128、他の 2 つはシンボル体系 Code 39 などが可能です。
    • 指定された数の一意のバーコードがデバイスの最初の読み取り幅内にない場合、デバイスは、デバイスを動かして追加のバーコードを収集するかタイムアウトが発生するまで、データを読み取りません。デバイスの読み取り幅内に、指定された数量よりも多くのバーコードが含まれている場合、デバイスは一意のバーコードが指定された数に達するまでバーコードをランダムに読み取ります。たとえば、数が 2 に設定されていて、8 つのバーコードが読み取り幅内にある場合、デバイスは最初に検出した 2 つの一意のバーコードを読み取り、データをランダムな順番で返します。
    • 基本マルチバーコード モードでは、連結バーコードはサポートされていません。