印刷メニュー

印刷メニュー

次の表に、[Print] (印刷) メニューの項目を示します。
メニュー表示
メニュー オプションの説明
[Print] (印刷)
[Print Quality] (印刷品質]
[Darkness] (濃度)
印字濃度は、良好な印字品質が得られる最低値に設定してください。濃度の設定が高すぎると、ラベルの印字イメージが不鮮明になったり、バーコードが正しく読み取れなくなったり、リボンが焼き付いてしまったり、印字ヘッドの磨耗を早めてしまう場合があります。
有効値:
0.0 ~ 30.0
関連 ZPL コマンド:
^MD
~SD
使用される SGD コマンド:
print.tone
プリンタの Web ページ:
[View and Modify Printer Settings (プリンタの設定の表示 & 変更をします)]
[General Setup] (基本設定)
[Darkness] (印字濃度)
[Print] (印刷)
[Print Quality] (印刷品質)
[Print Speed] (印刷速度)
ラベル印刷の速度を、1 秒あたりのインチ数 (ips) で選択します。通常、印刷速度を遅くすると、印刷品質は向上します。
有効値:
ZT610 203dpi = 2 ~ 14ips
ZT610 300dpi = 2 ~ 12ips
ZT610 600dpi = 1 ~ 6ips
ZT620 203dpi = 2 ~ 12ips
ZT620 300dpi = 2 ~ 8ips
関連 ZPL コマンド:
^PR
使用される SGD コマンド:
media.speed
プリンタの Web ページ:
[View and Modify Printer Settings] (プリンタの設定の表示 & 変更をします)
[General Setup] (基本設定)
[Print Speed] (印刷速度)
[Print] (印刷)
[Print Quality] (印刷品質)
[Print Type] (印刷タイプ)
プリンタで印刷にリボンを使用する必要があるかどうかを指定します。
有効値:
  • [熱転写] — リボンと熱転写用紙を使用します。
  • [感熱] — 感熱用紙を使用し、リボンは使用しません。
関連 ZPL コマンド:
^MT
使用される SGD コマンド:
ezpl.print_method
プリンタの Web ページ:
[View and Modify Printer Settings] (プリンタの設定の表示 & 変更をします)
[Media Setup] (用紙設定)
[Print Method] (印刷方式)
[Print] (印刷)
[Print Quality] (印刷品質)
[Label Type] (ラベル タイプ)
使用する用紙のタイプを選択します。
有効値:
[連続]、[ギャップ/切れ込み]、[マーク]
[Continuous] (連続)
を選択した場合は、ラベル フォーマットでラベルの長さ (ZPL を使用する場合は
^LL
) も指定する必要があります。各種の単票用紙に
[Gap/Notch] (ギャップ/切れ込み)
または
[Mark] (マーク)
を選択する場合、プリンタは用紙をフィードしてラベル長を算出します。
関連 ZPL コマンド:
^MN
使用される SGD コマンド:
ezpl.media_type
プリンタの Web ページ:
[View and Modify Printer Settings] (プリンタの設定の表示 & 変更をします)
[Media Setup] (用紙設定)
[Media Type] (用紙タイプ)
[Print] (印刷)
[Print Quality] (印刷品質)
[Label Length] (ラベル長)
キャリブレーション済みのラベル長をドットで表示します。
この値は、次のいずれかの状況でのみ変更できます。
  • プリンタが連続用紙を使用するように設定されている場合
  • ^LL
    の 2 番目のパラメータが次の値に設定されている場合:
    Y
関連 ZPL コマンド:
^LL
[Print] (印刷)
[Print Quality] (印刷品質)
[ラベル幅 (ドット数)]
使用するラベルの幅をドット数で指定します。デフォルト値は、印字ヘッドの DPI 値に基づいたプリンタの最大幅です。
有効値:
指定した幅が狭すぎると、ラベル フォーマットの一部が用紙に印刷されない場合があります。設定する幅が広すぎると、フォーマット メモリを浪費し、ラベル外やプラテン ローラー上に印刷がはみ出る可能性があります。
^POI
ZPL II コマンドを使用してイメージが反転されている場合、この設定はラベル フォーマットの縦位置に影響を及ぼす可能性があります。
ZT610 203dpi = 0002 ~ 832
ZT610 300dpi = 0002 ~ 1248
ZT610 600dpi = 0002 ~ 2496
ZT620 203dpi = 0002 ~ 1344
ZT620 300dpi = 0002 ~ 1984
関連 ZPL コマンド:
^PW
使用される SGD コマンド:
ezpl.print_width
プリンタの Web ページ:
[View and Modify Printer Settings] (プリンタの設定の表示 & 変更をします)
[Media Setup] (用紙設定)
[Print Width] (印字幅)
[Print] (印刷)
[Label Position] (ラベル位置)
[Collection Method] (コレクション方式)
ご使用のプリンタで利用できるオプションと互換性のあるコレクション方式を選択します。
有効値:
切り取り、剥離、巻き取り、カッター、遅延カット、ライナーレス剥離、ライナーレス巻き取り、ライナーレス切り取り、アプリケータ モード、ライナーレス カット、ライナーレス遅延カット
関連 ZPL コマンド:
^MM
使用される SGD コマンド:
media.printmode
プリンタの Web ページ:
[View and Modify Printer Settings] (プリンタの設定の表示 & 変更をします)
[General Setup] (基本設定)
[Print Mode] (印刷モード)
[Print] (印刷)
[Label Position] (ラベル位置)
[Tear Line Offset] (切り取り線オフセット)
必要に応じて、印刷後にこの用紙位置が切り取りバーの上にくるように移動します。
  • 数値を小さくすると、指定したドット数だけ用紙がプリンタ側に引き込まれます (切り取り線は印刷されたラベルの端に近くなります)。
  • 数値を大きくすると、用紙がプリンタの外側に送られます (切り取り線が次のラベルの先端に近くなります)。
有効値:
-120 ~ +120
関連 ZPL コマンド:
~TA
使用される SGD コマンド:
ezpl.tear_off
プリンタの Web ページ:
[View and Modify Printer Settings] (プリンタの設定の表示 & 変更をします)
[General Setup] (基本設定)
[Tear Off] (切り取り)
[Print] (印刷)
[Label Position] (ラベル位置)
[Label Offset] (ラベル オフセット)
必要に応じて、ラベルのイメージの位置を横方向または縦方向に移動させます。
水平方向
  • 負の数を設定すると、選択したドット数だけ、イメージの左端がラベルの左端に向かって移動します。
  • 正の値を設定すると、イメージの端がラベルの右端に向かって移動します。
    切り取り線オフセット
有効値:
-9999 ~ 9999
関連 ZPL コマンド:
^LS
使用される SGD コマンド:
zpl.left_position
プリンタの Web ページ:
[View and Modify Printer Settings] (プリンタの設定の表示 & 変更をします)
[Advanced Setup] (応用設定)
[Left Position] (X 印字基点)
垂直方向
  • 数値を小さくすると、イメージはラベルの上側 (印字ヘッド側) に移動します。
  • 数値を大きくすると、イメージは指定したドット数だけラベルの下側に (印字ヘッドから離れる方向に) 移動します。
有効値:
-120 ~ +120
関連 ZPL コマンド:
^LT
使用される SGD コマンド:
zpl.label_top
プリンタの Web ページ:
[View and Modify Printer Settings] (プリンタの設定の表示 & 変更をします)
[General Setup] (基本設定)
[Label Top] (Y 印字基点)
[Print] (印刷)
[Sensors] (センサー)
[Manual Calibration] (マニュアル キャリブレート)
用紙センサーとリボン センサーの感度を調整するには、プリンタのキャリブレートを行います。
キャリブレート手順を実行する方法の詳細については、リボン センサーと用紙センサーのキャリブレートを参照してください。
関連 ZPL コマンド:
~JC
使用される SGD コマンド:
ezpl.manual_calibration
コントロール パネルのキー:
キャリブレートを開始するには、
PAUSE (一時停止)
+
FEED (フィード)
+
CANCEL (キャンセル)
を 2 秒間長押しします。
プリンタの Web ページ:
キャリブレート手順は、Web ページからは開始できません。センサー キャリブレート時に行われる設定については、次の Web ページを参照してください。
[View and Modify Printer Settings] (プリンタの設定の表示 & 変更をします)
[Calibration] (キャリブレート)
Zebra 技術サポートまたは認定技術者から指示があった場合を除き、これらの設定を変更しないでください。
[Print] (印刷)
[Sensors] (センサー)
[Label Sensor] (ラベル センサー)
ラベル センサーの感度を設定します。
この値は、センサーのキャリブレーション時に設定されます。Zebra 技術サポートまたは認定技術者から指示があった場合を除き、これらの設定を変更しないでください。
有効値:
0 ~ 255
使用される SGD コマンド:
ezpl.label_sensor
プリンタの Web ページ:
[View and Modify Printer Settings] (プリンタの設定の表示 & 変更をします)
[Calibration] (キャリブレート)
[Print] (印刷)
[Sensors] (センサー)
[Sensor Type] (センサー タイプ)
使用している用紙に適した用紙センサーを選択します。通常、反射式センサーは黒マーク用紙用です。通常、透過式センサーは、その他の用紙タイプに使用されます。
有効値:
[TRANSMISSIVE]、[REFLECTIVE]
関連 ZPL コマンド:
^JS
使用される SGD コマンド:
device.sensor_select
プリンタの Web ページ:
[View and Modify Printer Settings] (プリンタの設定の表示 & 変更をします)
[Media Setup] (用紙設定)
[Print] (印刷)
[Sensors] (センサー)
[Print: Sensor Profile] (印刷: センサー プロフィール)
実際のセンサー読み取り値と比較したセンサー設定を表示します。結果の解釈については、センサー プロフィールを参照してください。
関連 ZPL コマンド:
~JG
コントロール パネルのキー:
プリンタの電源投入時に、
FEED (一時停止)
CANCEL (キャンセル)
を長押しする。
プリンタの Web ページ:
[View and Modify Printer Settings] (プリンタの設定の表示 & 変更をします)
[Print Listings on Label] (ラベルにリストを印刷)
[Print] (印刷)
[Print Station] (プリント ステーション)
このメニュー項目では、USB キーボード、スケールやバーコード スキャナなど、データ入力装置 (HID) を使用して、ラベル フォーマット内の変数フィールドに入力し、ラベルを印刷します。このオプションを使用するには、プリンタの E: ドライブに適切なラベル フォーマットを保存する必要があります。この機能を使用した演習については、USB ホスト ポートと Print Touch 機能の使用に記載されている演習を参照してください。
プリンタの USB ホスト ポートに HID を接続したら、このユーザー メニューを使用してプリンタの E: ドライブにあるフォームを選択します。フォームにある各変数
^FN
フィールドの入力を求めるプロンプトが表示されたら、印刷するラベル枚数を指定できます。
この機能に関連する
^FN
コマンドまたは SGD コマンドの使用に関する詳細は、『Zebra プログラミング ガイド』 (zebra.com/manuals) を参照してください。
このメニュー項目は、プリンタの USB ホスト ポートに USB デバイスが接続されている場合にのみ使用できます。
使用される SGD コマンド:
usb.host.keyboard_input
(ON に設定することが必要)
usb.host.template_list
usb.host.fn_field_list
usb.host.fn_field_data
usb.host.fn_last_field
usb.host.template_print_amount
[Print] (印刷)
[Applicator] (アプリケータ)
[Applicator Port Mode] (アプリケータ ポート モード)
アプリケータ ポートの発行終了信号がどのように機能するかを制御します。
有効値:
オフ
1 = 発行終了信号は通常はハイに設定され、プリンタがラベルを前に送り出している間のみローに設定されます。
2 = 発行終了信号は通常はローに設定され、プリンタがラベルを前に送り出している間のみハイに設定されます。
3 = 発行終了信号は通常はハイに設定され、ラベルが印刷され配置された場合 20 ms 間ローに設定されます。
4 = 発行終了信号は通常はローに設定され、ラベルが印刷され配置された場合 20 ms 間ハイに設定されます。
関連 ZPL コマンド:
^JJ
使用される SGD コマンド:
device.applicator.end_print
[Print] (印刷)
[Applicator] (アプリケータ)
[Start Print Mode] (発行開始モード)
アプリケータ ポートの発行開始信号がレベル モードであるか、パルス モードであるかどうかを決定します。
有効値:
[Pulse] (パルス) — 発行開始信号は次のラベルに対してアサートされる前に無効にする必要があります。
[Level] (レベル) — 発行開始信号は、次のラベルを印刷するために無効にする必要はありません。発行開始信号がローで、ラベルがフォーマットされている限り、ラベルは印刷されます。
関連 ZPL コマンド:
^JJ
使用される SGD コマンド:
device.applicator.start_print
[Print] (印刷)
[Applicator] (アプリケータ)
[Error on Pause] (エラーのため一時停止)
アプリケータ ポートのエラーをプリンタで処理する方法を決定します。この機能を有効にすると、Service Required ピンもアサートされます。
有効値:
有効、無効
使用される SGD コマンド:
device.applicator.error_on_pause
プリンタの Web ページ:
[View and Modify Printer Settings] (プリンタの設定の表示 & 変更をします)
[Advanced Setup] (応用設定)
[Error on Pause] (エラーのため一時停止)
[Print] (印刷)
[Applicator] (アプリケータ)
[Applicator Reprint] (アプリケータ再発行)
アプリケータがラベルを再印刷するために High 値または Low 値のどちらの値が必要かを指定します。
~PR
コマンドが有効または無効になります。有効になると、最後に印刷したラベルが再印刷されます。また、[ホーム] 画面の [再発行] ボタンも有効になります。
関連 ZPL コマンド:
^JJ
および
~PR
使用される SGD コマンド:
device.applicator.reprint