ご使用の前に
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ZS300 センサーは、温度に敏感な製品を輸送中や保管中に監視するために設計された Bluetooth 対応のワイヤレス デバイスです。ZS300 は設置面積が小さく、各種の製品パッケージ、コンテナ、機器の中に設置することができ、お客様固有のニーズに合わせて定義したパラメータに従って温度を追跡します。
ZS300 センサーは周囲温度を定期的に記録し、情報をメモリに保存します。ZS300 は、12 か月のバッテリ動作寿命の間は再利用可能なデバイスとして設計されていますが、使い捨て用途にも適用できます。センサーのバッテリを交換することはできません。特別に設計されたコンパニオン製品と併せてセンサーを使用することで、少量から非常に大量のニーズまで、さまざまな使用シナリオに適応する柔軟な温度監視ソリューションとして活用できます。このソリューションでは、コンテナを開けずに重要な温度情報をワイヤレスで追跡できます。
通常、このセンサーは保管または輸送施設の中央に配置される ZB200 ブリッジと連携して動作します。ブリッジは、ワイヤレス通信範囲内のセンサーを検出すると、Bluetooth 経由で自動的にデータを収集します。その後、データは Zebra Savanna Cloud にプッシュされ、オンラインでアクセスして、温度、場所、その他の主要イベントなどを分析できます。
さらに、Sensor Discovery Service for Android (ZSFinder) を実装することで、モバイル デバイスをモバイル ブリッジとして動作させ、Zebra Savanna Cloud にデータをアップロードできます。ブリッジとモバイル デバイスのどちらを経由してアップロードする場合でも、あらゆる温度逸脱に対してほぼリアルタイムでアラートを提供できます。
ZS300 ソリューションの中核となるのは、ソフトウェア エコシステムです。Zebra に協力しているソフトウェア ベンダーは、輸送および保管プロセスにおける条件とアラームの可視性を最大化するソフトウェア プラットフォームを開発しました。一連の API を利用する Zebra Developer Tools と Android Sensor Discovery Service を介するソフトウェア ベンダーのソフトウェア ソリューションを使用することで、ワークフロー、プロセス、記録システムに ZS300 をシームレスに統合できます。これはすべて、センサーによって生成されたデータすべてのデータ ストレージを提供する Zebra Savanna Cloud でサポートされています。