印字設定

ZT510 工業用プリンタユーザーガイド

印字設定

説明

印字濃度

濃度は、良好な印字品質が得られる最低値に設定してください。濃度の設定が高すぎると、ラベルの印字イメージが不鮮明になったり、バーコードが正しく読み取れなくなったり、リボンが焼き付いてしまったり、印字ヘッドの磨耗を早めてしまう場合があります。

必要に応じてバーコード品質の評価を使用すると、最適な濃度の設定を判断できます。

ユーザーメニュー項目:

Main Menu (メインメニュー) >

SETTINGS (設定)

有効値:

0.0 ～ 30.0

関連 ZPL コマンド:

^MD、~SD

使用される SGD コマンド:

print.tone

プリンタの Web ページ:

[View and Modify Printer Settings] (プリンタ設定の表示＆変更)

[General Setup] (基本設定)

[Darkness] (濃度)

Print Speed (印字速度)

ラベルの印字速度を選択します (インチ/秒で設定)。通常、印刷速度を遅くすると、印刷品質は向上します。

ユーザーメニュー項目:

Main Menu (メインメニュー) >

SETTINGS (設定)

有効値:

2、3、4、5、6

関連 ZPL コマンド:

^PR

使用される SGD コマンド:

media.speed

Media Type (用紙タイプ)

使用する用紙のタイプを選択します。

ユーザーメニュー項目:

Main Menu (メインメニュー) >

SETTINGS (設定)

有効値:

CONTINUOUS (連続)

GAP/NOTCH (ギャップ/ノッチ)

MARK (マーク)

[CONTINUOUS] (連続) を選択した場合は、ラベルフォーマットでラベルの長さ (ZPL を使用する場合は ^LL) も指定する必要があります。

関連 ZPL コマンド:

^MN

使用される SGD コマンド:

ezpl.media_type

プリンタの Web ページ:

[View and Modify Printer Settings] (プリンタ設定の表示＆変更)

[Media Setup] (用紙設定)

[Media Type] (用紙タイプ)

印字方式

プリンタでダイレクトサーマルモード (リボン不要) と熱転写モード (熱転写用紙とリボンを使用) のどちらを使用するかを指定します。

ユーザーメニュー項目:

Main Menu (メインメニュー) >

SETTINGS (設定)

有効値:

熱転写

ダイレクトサーマル

関連 ZPL コマンド:

^MT

使用される SGD コマンド:

ezpl.print_method

プリンタの Web ページ:

[View and Modify Printer Settings] (プリンタ設定の表示＆変更)

[Media Setup] (用紙設定)

[Print Method] (印字方式)

切り取り位置

必要に応じて、この用紙位置が印刷後に切り取りバーの上にくるように調整します。

ユーザーメニュー項目:

Main Menu (メインメニュー) >

SETTINGS (設定)

有効値:

-120 ～ 120

数値を大きくすると用紙が前方に出ます (切り取り線が次のラベルの先端に近くなる)。

数値を小さくすると用紙が後方に引っ込みます (切り取り線が印刷済みのラベルの端に近くなる)。

1	用紙の方向
2	工場出荷時の切り取り位置 000

関連 ZPL コマンド:

~TA

使用される SGD コマンド:

ezpl.tear_off

プリンタの Web ページ:

[View and Modify Printer Settings] (プリンタ設定の表示＆変更)

[General Setup] (基本設定)

[Tear Off] (切り取り)

Print Width (印字幅)

使用するラベルの幅をドット数で指定します。デフォルト値は、印字ヘッドの DPI 値に基づいたプリンタの最大幅です。

ユーザーメニュー項目:

Main Menu (メインメニュー) >

SETTINGS (設定)

有効値:

指定した幅が狭すぎると、ラベルフォーマットの一部が用紙に印刷されない場合があります。設定する幅が広すぎると、フォーマットメモリを浪費し、ラベル外のプラテンローラー上に印刷がはみ出る可能性があります。^POI ZPL II コマンドを使用してイメージが反転されている場合、この設定はラベルフォーマットの水平方向の位置に影響を及ぼす可能性があります。

0000 ～ 1248 ドット

関連 ZPL コマンド:

^PW

使用される SGD コマンド:

ezpl.print_width

プリンタの Web ページ:

[View and Modify Printer Settings] (プリンタ設定の表示＆変更)

[Media Setup] (用紙設定)

[Print Width] (印字幅)

Print Mode (印刷モード)

ご使用のプリンタオプションに対応する印刷モードを選択してください。

異なるプリンタオプションでの印刷モードの動作については、印刷モードの選択を参照してください。

ユーザーメニュー項目:

Main Menu (メインメニュー) >

SETTINGS (設定)

有効値:

TEAR OFF (切り取り)

CUTTER (カッター)

PEEL (剥離) (この値は剥離モードまたはライナー巻き取りモードに使用します)

関連 ZPL コマンド:

^MM

使用される SGD コマンド:

media.printmode

プリンタの Web ページ:

[View and Modify Printer Settings] (プリンタ設定の表示＆変更)

[Media Setup] (用紙設定)

[Print Mode] (印字モード)

ラベルの X 印字基点

必要であれば、ラベル上の印字位置を横方向にシフトします。正の値を設定すると、選択したドット数だけ、イメージの左端がラベルの中央方向に移動し、負の数を設定すると、イメージの左端がラベルの左端に移動します。

ユーザーメニュー項目:

Main Menu (メインメニュー) >

SETTINGS (設定)

有効値:

-9999 ～ 9999

関連 ZPL コマンド:

^LS

使用される SGD コマンド:

zpl.left_position

プリンタの Web ページ:

[View and Modify Printer Settings] (プリンタ設定の表示＆変更)

[Advanced Setup] (詳細設定)

[Left Position] (X 印字基点)

Reprint Mode (再印字モード)

再印字モードを有効にすると、プリンタのコントロールパネルで DOWN ARROW (下方向) ボタンを押すことで、最後に印刷したラベルを再印字することができます。

ユーザーメニュー項目:

Main Menu (メインメニュー) >

SETTINGS (設定)

有効値:

ON (オン)

OFF (メンテナンスオフ)

関連 ZPL コマンド:

^JZ

使用される SGD コマンド:

ezpl.reprint_mode

最大ラベル長

最大ラベル長を設定します。

ユーザーメニュー項目:

Main Menu (メインメニュー) >

SETTINGS (設定)

有効値:

0 ～プリンタがサポートする最大ラベル長

実際のラベルの長さとラベル間のギャップの長さを合わせた値より、少なくとも 25.4mm (1.0 インチ) 長い値を指定します。ラベル長より小さい値を設定すると、プリンタは連続用紙がセットされているとみなし、キャリブレートを実行できません。

たとえば、ラベル間ギャップも含めたラベル長が 152mm (6.0 インチ) である場合、このパラメータは 178mm (7.0 インチ) 以上に設定します。

1	ラベル長 (ラベル間のギャップを含む)
2	ラベル間のギャップ
3	最大ラベル長をほぼこの長さに設定する

関連 ZPL コマンド:

^ML

使用される SGD コマンド:

ezpl.label_length_max

プリンタの Web ページ:

[View and Modify Printer Settings] (プリンタ設定の表示＆変更)

[Media Setup] (用紙設定)

[Maximum Length] (最大長)

印字設定

説明

印字濃度

必要に応じてバーコード品質の評価を使用すると、最適な濃度の設定を判断できます。

有効値:

0.0 ～ 30.0

関連 ZPL コマンド:

^MD, ~SD

使用される SGD コマンド:

print.tone

プリンタの Web ページ:

[View and Modify Printer Settings] (プリンタ設定の表示＆変更)

[General Setup] (基本設定)

[Darkness] (濃度)

Print Speed (印字速度)

ラベルの印字速度を選択します (インチ/秒で設定)。通常、印刷速度を遅くすると、印刷品質は向上します。「プログラム可能な一定印刷速度 (秒)」も参照してください。

有効値:

203dpi: 2、3、4、5、6、7、8、9、10

300dpi: 2、3、4、5、6

関連 ZPL コマンド:

^PR

使用される SGD コマンド:

media.speed

Media Type (用紙タイプ)

使用する用紙のタイプを選択します。

有効値:

CONTINUOUS (連続)

GAP/NOTCH (ギャップ/ノッチ)

MARK (マーク)

[CONTINUOUS] (連続) を選択した場合は、ラベルフォーマットでラベルの長さ (ZPL を使用する場合は

^LL

) も指定する必要があります。

関連 ZPL コマンド:

^MN

使用される SGD コマンド:

ezpl.media_type

プリンタの Web ページ:

[View and Modify Printer Settings] (プリンタ設定の表示＆変更)

[Media Setup] (用紙設定)

[Media Type] (用紙タイプ)

印字方式

プリンタでダイレクトサーマルモード (リボン不要) と熱転写モード (熱転写用紙とリボンを使用) のどちらを使用するかを指定します。

有効値:

熱転写

ダイレクトサーマル

関連 ZPL コマンド:

^MT

使用される SGD コマンド:

ezpl.print_method

プリンタの Web ページ:

[View and Modify Printer Settings] (プリンタ設定の表示＆変更)

[Media Setup] (用紙設定)

[Print Method] (印字方式)

切り取り位置

必要に応じて、この用紙位置が印刷後に切り取りバーの上にくるように調整します。

有効値:

-120 ～ 120

数値を大きくすると用紙が前方に出ます (切り取り線が次のラベルの先端に近くなる)。

数値を小さくすると用紙が後方に引っ込みます (切り取り線が印刷済みのラベルの端に近くなる)。

1	用紙の方向
2	工場出荷時の切り取り位置 000

関連 ZPL コマンド:

~TA

使用される SGD コマンド:

ezpl.tear_off

プリンタの Web ページ:

[View and Modify Printer Settings] (プリンタ設定の表示＆変更)

[General Setup] (基本設定)

[Tear Off] (切り取り)

Print Width (印字幅)

使用するラベルの幅をドット数で指定します。デフォルト値は、印字ヘッドの DPI 値に基づいたプリンタの最大幅です。

有効値:

指定した幅が狭すぎると、ラベルフォーマットの一部が用紙に印刷されない場合があります。設定する幅が広すぎると、フォーマットメモリを浪費し、ラベル外のプラテンローラー上に印刷がはみ出る可能性があります。

^POI

ZPL II コマンドを使用してイメージが反転されている場合、この設定はラベルフォーマットの水平位置に影響を及ぼす可能性があります。

0000 ～ 1248 ドット

関連 ZPL コマンド:

^PW

使用される SGD コマンド:

ezpl.print_width

プリンタの Web ページ:

[View and Modify Printer Settings] (プリンタ設定の表示＆変更)

[Media Setup] (用紙設定)

[Print Width] (印字幅)

用紙処理方法

ご使用のプリンタオプションに対応する用紙処理オプションを選択します。

異なるプリンタオプションでの印刷モードの動作については、ラベルコレクション方式用紙処理方法の決定を参照してください。

有効値:

TEAR OFF (切り取り)

CUTTER (カッター)

剥離

関連 ZPL コマンド:

^MM

使用される SGD コマンド:

media.printmode

プリンタの Web ページ:

[View and Modify Printer Settings] (プリンタ設定の表示＆変更)

[Media Setup] (用紙設定)

[Print Mode] (印字モード)

ラベルの X 印字基点

有効値:

-9999 ～ 9999

関連 ZPL コマンド:

^LS

使用される SGD コマンド:

zpl.left_position

プリンタの Web ページ:

[View and Modify Printer Settings] (プリンタ設定の表示＆変更)

[Advanced Setup] (詳細設定)

[Left Position] (X 印字基点)

Reprint Mode (再印字モード)

有効値:

ON (オン)

OFF (メンテナンスオフ)

関連 ZPL コマンド:

^JZ

使用される SGD コマンド:

ezpl.reprint_mode

最大ラベル長

最大ラベル長を設定します。

有効値:

0 ～プリンタがサポートする最大ラベル長

たとえば、ラベル間ギャップも含めたラベル長が 152mm (6.0 インチ) である場合、このパラメータは 178mm (7.0 インチ) 以上に設定します。

1	ラベル長 (ラベル間のギャップを含む)
2	ラベル間のギャップ
3	最大ラベル長をほぼこの長さに設定する

関連 ZPL コマンド:

^ML

使用される SGD コマンド:

ezpl.label_length_max

プリンタの Web ページ:

[View and Modify Printer Settings] (プリンタ設定の表示＆変更)

[Media Setup] (用紙設定)

[Maximum Length] (最大長)

ラベル長

キャリブレーション済みのラベル長をドットで表示します。

この値は、次のいずれかの状況でのみ変更できます。

プリンタが連続用紙用に設定されています

^LL

の 2 番目のパラメータが次の値に設定されている場合:

関連 ZPL コマンド:

^LL