剥離アセンブリのクリーニング
剥離アセンブリのクリーニング

剥離アセンブリのクリーニング

剥離アセンブリ (剥離およびライナー巻き取りのオプションの一部) を構成するローラーのいくつかは、適切なローラー圧力を確保するためにバネで加圧されています。粘着物によって剥離性能に支障が出始めた場合は、ピンチ ローラーおよび切り取り/剥離バーをクリーニングしてください。
剥離アセンブリを閉じる際、絶対に左手を添えないでください。剥離ローラーまたはアセンブリの上端に指がはさまれる可能性があります。
粘着物によって剥離性能に支障がある場合には、次の手順を実行します。
  1. 用紙アクセス用ドアを開きます。
    印字ヘッドが熱くなっている可能性があり、重篤な火傷を引き起こす危険があります。印字ヘッドが冷めるまで時間をおいてください。
  2. 印字ヘッド オープン レバーを回して、印字ヘッド アセンブリを開けます。
  3. 剥離機構解除レバーを押し下げ、剥離アセンブリを開きます。
  4. すべての用紙ライナーを除去し、ピンチ ローラーをきれいにします。
  5. ピンチ ローラーを手で回しながら、予防メンテナンス キット (パーツ番号 47362) の綿棒で入念にクリーニングします。予防メンテナンス キットの代わりに、99.7% のイソプロピル アルコールに浸した清潔な綿棒を使用することも可能です。溶剤が蒸発するまでお待ちください。
  6. 綿棒を使用して、切り取り/剥離バーから余分な粘着剤を除去します。溶剤が蒸発するまでお待ちください。
    切り取り/剥離バーをクリーニングする際には、最小限の力で実施してください。力を入れすぎると、切り取り/剥離バーが変形し、剥離性能が劣化するおそれがあります。
  7. 剥離機構を通して用紙ライナーをセットし直します。手順については、剥離モード用最終手順 (ライナー巻き取り付き/なし)を参照してください。
    剥離アセンブリを閉じるには、剥離解除レバーを使用し、右手で操作してください。閉じる際、絶対に左手を添えないでください。剥離ローラーまたはアセンブリの上端に指がはさまれる可能性があります。
  8. 剥離機構解除レバーを使用して、剥離アセンブリを閉じます。
  9. 印字ヘッド オープン レバーを下方向に、印字ヘッドが固定位置でロックされるまで回します。
  10. 用紙アクセス用ドアを閉めます。
    プリンタが動作可能になります。
  11. 一時停止モードを終了して印刷可能にするには、
    PAUSE (一時停止)
    を押します。
    プリンタは、それぞれの設定によって、ラベル キャリブレートを実行するか、またはラベルをフィードします。