印刷ヘッドとプラテン ローラーのクリーニング

印刷ヘッドとプラテン ローラーのクリーニング

バーコードやグラフィックに空白が見られるなど、一貫した印字品質が得られないときは、印字ヘッドが汚れている可能性があります。推奨されるクリーニングのスケジュールについては、Table 1を参照してください。
印字ヘッドが開いている近くで作業をする場合、指輪、腕時計、ネックレス、ID バッジなど、印字ヘッドに触れる恐れがある金属製のものは、すべて外してください。印字ヘッドが開いている近くで作業をする際、プリンタの電源は必ずしも切る必要はありませんが、Zebra では、万一に備えて電源をオフにすることを推奨します。電源を切ると、ラベル フォーマットなどの一時設定はすべて失われるため、印刷を再開する前に再度読み込む必要があります。
剥離アセンブリが付いたプリンタでは、プラテン ローラーのクリーニング中は剥離アセンブリを閉じておき、切り取り/剥離バーの変形の危険性を回避します。
印刷ヘッドとプラテン ローラーの場所
1
印字ヘッド アセンブリ
2
プラテン ローラー
印字ヘッドが熱くなっている可能性があり、重篤な火傷を引き起こす危険があります。印字ヘッドが冷めるまで時間をおいてください。
印字ヘッド アセンブリに触れる前に、プリンタの金属フレームを触るか静電気除去リスト ストラップとマットを使用するなどして、蓄積した静電気をすべて除去してください。
  1. 用紙アクセス用ドアを開きます。
    印字ヘッドが熱くなっている可能性があり、重篤な火傷を引き起こす危険があります。印字ヘッドが冷めるまで時間をおいてください。
  2. 印字ヘッド オープン レバーを上方向に回して印字ヘッド アセンブリを開きます。
  3. リボン (使用している場合) と用紙を取り外します。
  4. Zebra 予防メンテナンス キットの綿棒を使用して、印刷ヘッド アセンブリ上の茶色い帯を端から端まで拭き取ります。予防メンテナンス キットの代わりに、99.7% のイソプロピル アルコールに浸した清潔な綿棒を使用することも可能です。溶剤が蒸発するまでお待ちください。
  5. プラテン ローラーを手で回しながら、綿棒で入念にクリーニングします。溶剤が蒸発するまでお待ちください。
  6. リボン (リボンを使用する場合) と用紙をセットし直します。詳細については、リボンのセットまたは用紙の装着を参照してください。手順については、『ユーザー ガイド』を参照してください。
  7. 印字ヘッド オープン レバーを下方向に、印字ヘッドが固定位置でロックされるまで回します。
  8. 用紙アクセス用ドアを閉めます。
    プリンタが動作可能になります。
  9. 一時停止モードを終了して印刷可能にするには、
    PAUSE (一時停止)
    を押します。
    プリンタは、それぞれの設定によって、ラベル キャリブレートを実行するか、またはラベルをフィードします。
    この手順を実行しても印字品質が改善されない場合は、Save-A-Printhead クリーニング フィルムを使用して印字ヘッドのクリーニングを試みてください。この特殊コーティングが施されたフィルムを使用すると、印字ヘッドを傷めずに溜まった不純物を取り除くことができます。詳細については、Zebra 公認の代理店にお問い合わせください。