DHCP サーバーが使用できない場合のリンク ローカル ネットワーキングの使用

DHCP サーバーが使用できない場合のリンク ローカル ネットワーキングの使用

DHCP サーバーが使用できない場合、リーダーはリンク ローカル ネットワーキングを使用して、固有のネットワーク IP アドレスを自動的に提供できます。リーダーは、TCP/IP を使用して、リンク ローカル ネットワーキング生成 IP アドレスを使用する他のコンピュータと通信できます。
リンク ローカル ネットワーキングを使用している場合、リーダーは異なるサブネット上のコンピュータや、自動プライベート IP アドレス指定を使用しないコンピュータと通信できません。自動プライベート IP アドレス指定は、デフォルトで有効になっています。
リーダーが PC に直接接続されている場合は、リンク ローカル ネットワーキングの手順を使用します。これにより、リーダーを静的 IP アドレスに設定するために必要なオーバーヘッドが軽減されます。
DHCP サーバーの検出に失敗した後にリンク ローカル ネットワーキングが実行されると、リーダーは、自動的に IPv4 IP アドレスをイーサネット インタフェースに
169.254.xxx.xxx.
の形式で割り当てます。この IP アドレスは、MAC アドレスの最後の 2 バイト (通常は 16 進値で表される) を使用して IPv4 アドレスを完成させるため、予測可能です。これらの値は、10 進数形式に変換されます。たとえば、MAC アドレスが
55:9A
で終わる場合、リンク ローカル アルゴリズムによって割り当てられる IPv4 アドレスは
169.254.85.148
です。
Windows ベースのコンピュータでは、DHCP に障害が発生した場合、デフォルトで APIPA/リンク ローカル ネットワーキングがサポートされます。Windows PC 用に APIPA を有効にするには、support.microsoft.com にアクセスして APIPA を検索してください。