ライナーレスカットモードの使用

ZT411/ZT421 工業用プリンタユーザーガイド

ライナーレスカットモードの使用

Zebra では、ZeroLiner ダイレクトサーマルライナーレス用紙の使用を推奨しています。

プリンタへの用紙の挿入の手順に従ってください (まだ行っていない場合)。

印字ヘッドオープンレバーを上方に回して、印字ヘッドアセンブリを開けます｡

用紙ガイドを完全に引き出します。

表面が熱くなっています:

印字ヘッドが熱くなっている可能性があり、重度の火傷を負う危険があります。印字ヘッドが冷めるまで時間をおいてください。

カッターリリースレバーを押し下げ、カッターを前方に回転させます。

図に示すように用紙をセットします。

用紙は、用紙ハンガー (1) からダンサーアセンブリ (2) の下を通し、用紙センサー (3) を通し、印字ヘッドアセンブリ (4) の下を通して、カッター (5) に通します。

カッターの刃は鋭利です。指で刃に触れたり、こすったりしないでください。

用紙裏面が用紙センサーの内側の背面に触れるまで、用紙を後ろにスライドさせます。

カッターを後ろに回し、カッターの前面にある金色の正方形に圧力をかけてカッターを元の位置に固定します。

用紙の内側の端が、ラベル剥離センサー (1) の完全に下にあることを確認してください。そうでない場合は、ロール紙が用紙ハンガーに正しく取り付けられていることを確認し、用紙経路全体に沿って内側に調整します。

用紙ガイドを用紙の端に軽く触れるまでスライドさせます。

印字ヘッドオープンレバーを下方向に、印字ヘッドが固定位置でロックされるまで回します。

用紙アクセス用ドアを閉めます。

ライナーレスカッターオプションを設計されたとおりに操作するには、必ずファームウェアバージョンを Link-OS 7.0 以降にしてください。ファームウェアのアップデート手順については、「プリンタファームウェアのアップグレード」を参照してください。古いファームウェアバージョンについては、次の手順の注意を参照してください。

ライナーレス操作のコントロールパネルで次のパラメータを設定します。

[Media Handling] (用紙処理)、[Print Type] (印刷タイプ)、および [Media Type] (用紙タイプ) の場所を示すユーザーメニュー

[Menu] (メニュー)

[Print] (印刷)

[Image Adjust] (イメージ調整)

[Media Handling] (用紙処理)

をタッチして、プリンタを

[Linerless Cut] (ライナーレスカット)

モードに設定します。

次の状況では、プリンタを

[Linerless Cut] (ライナーレスカット)

ではなく

[Cutter] (カッター)

に設定すること。

ライナーレスカッターが、古いファームウェアを搭載したプリンタで標準カッターとして動作するようにする場合

ライナーレスカッターで標準用紙 (ライナー付き) を使用する場合

[Menu] (メニュー)

[Print] (印刷)

[Print Quality] (印刷品質)

[Print Type] (印刷タイプ)

をタッチして、プリンタを

[Direct Thermal] (ダイレクトサーマル)

モードに設定します。

[Menu] (メニュー)

[Print] (印刷)

[Print Quality] (印刷品質)

[Media Type] (用紙タイプ)

をタッチして、プリンタを

[Continuous] (連続)

モードに設定します。

一時停止モードを終了して印刷可能にするには、

PAUSE (一時停止)

を押します。

プリンタは、それぞれの設定によって、ラベルキャリブレートを実行するか、またはラベルをフィードします。

最適な結果を得るには、プリンタをキャリブレートします (リボンセンサーと用紙センサーのキャリブレートを参照)。

FEED (フィード)

キーと

CANCEL (キャンセル)

キーの両方を 2 秒間押したままにして、プリンタが設定ラベルを印刷できることを確認します。

ライナーレスカットモードでの用紙のセットは完了です。

ライナーレス カット モードの使用

ライナーレスカットモードの使用