バーコード品質の評価

バーコード品質の評価

下の図は、印字の濃度と速度などプリンタの設定が、印刷されるバーコードの品質にどのように影響するかを示しています。
印字濃度は、良好な印刷品質が得られる最低値に設定してください。印刷ウィザードの実行とテスト ラベルの印刷 にある印字品質アシスタントを使用して、最適な設定を決定できます。
バーコードの濃度の比較
バーコードの濃度の違いの図
外観
説明
濃すぎるラベル
明らかです。判読可能ですが、「仕様範囲内」とは認められません。
  • 標準バーコードのバーのサイズが大きくなっています。
  • 小さい英数字の文字の開いた部分にインクがたまる場合があります。
  • 回転バーコードのバーと空白部分が混ざっています。
やや濃いラベル
濃すぎるラベルほど明らかではありません。
  • 標準バーコードは、「仕様範囲内」です。
  • 小さい英数字の文字が太くなり、多少つぶれて見える場合があります。
  • 回転バーコードの空白部分が、「仕様範囲内」のコードと比べて小さいため、コードを判読できない場合があります。
「仕様範囲内」のラベル
ラベルが「仕様範囲内」であるかどうかは、検証ツールによってのみ確認できますが、通常はいくつかの目に見える特性を示します。
  • 標準バーコードのバーは、完全でムラがなく、空白部分が鮮明ではっきりと見分けられます。
  • 回転バーコードのバーは、完全でムラがなく、空白部分が鮮明ではっきりと見分けられます。やや濃いバーコードより不鮮明な場合もありますが、このバーコードは「仕様範囲内」です。
  • 標準と回転のいずれのスタイルにおいても、小さい英数字が鮮明です。
やや薄いラベル
「仕様範囲内」のバーコードでは、場合によって、濃いめのラベルよりも好まれます。
  • 標準バーコードおよび回転バーコードはどちらも「仕様範囲内」ですが、小さい英数字が不鮮明な場合があります。
薄すぎるラベル
明らかです。
  • 標準バーコードおよび回転バーコードのバーと空白部分が不鮮明です。
  • 小さい英数字を判読できません。