クリーニングの推奨スケジュール

クリーニングの推奨スケジュール

定期的な予防メンテナンスは、プリンタが正常に動作するための重要な要素です。ご使用のプリンタをきちんと手入れすることで、起こりうる問題の発生を最小限に抑え、印字品質の基準を保持することができます。
個別のクリーニング手順については、次ページ以降で説明します。この表には、クリーニングの推奨スケジュールを示します。これらの間隔は、あくまで目安として記載しております。お客様の用途や用紙のタイプによっては、より頻繁なクリーニングが必要となる場合があります。
  • ケガをしたり、プリンタが損傷したりすることのないよう注意してください。
  • 先がとがったものや鋭利な物体をプリンタに差し込まないでください。
  • お手入れを行う前に、必ずプリンタの電源は切ってください。
  • 切り取りバー近くで作業を行う場合は、エッジが非常に鋭利なので注意してください。
長時間の印刷を行うと、印字ヘッドが非常に熱くなることがあります。クリーニングを行う前に冷却してください。
印字ヘッドをクリーニングする際は、Zebra クリーニング ペン (別売) か、または 90% の医療用アルコールを浸した綿棒のみを使用してください。
以下の表に示す洗浄剤のみを使用してください。Zebra では、クリーニング液の使用によってこのプリンタに生じた損傷の責任は負いません。
部位
方法
間隔
印字ヘッド
Zebra クリーニング ペンを使用して印字ヘッドに付いた細い灰色のラインを拭き、印字ヘッドの中心から外端に向かって印字エレメントを清掃します。
ロール紙を 5 本使い終わるごとにクリーニングします (必要に応じて、より頻繁に)。ライナーのないロール紙の場合、ロール紙を 1 本使い終わるごとにクリーニングが必要になります。
プラテン表面 (ライナーあり)
プラテン ローラーを回転させ、繊維のない綿棒またはケバ立ちのない清潔な布を医療用アルコール (アルコール度 90% 以上) で湿らせて、ローラーをしっかりと拭き取ります。
ロール紙を 5 本使い終わるごとにクリーニングします (必要に応じて、より頻繁に)
プラテン表面 (ライナーなし)
プラテン ローラーを回転させ、繊維のない綿棒と、液状石鹸 1 倍に対して水 25 倍で希釈したものを使用して清掃します。石鹸と水の混合で清掃後は水だけで清掃します。
プラテンは、印刷中に用紙がプラテンから離れないなどの問題が発生した場合にのみクリーニングしてください (表の下の注を参照してください)。
スクレーパ (ライナーのないユニットのみ)
用紙の粘着面を使用して、ライナーのないユニットのスクレーパをクリーニングします。
ロール紙を 5 本使い終わるごとにクリーニングします (必要に応じて、より頻繁に)。
切り取りバー
綿棒に 90% の医療用アルコールをつけてしっかりと拭き取ります。
随時
プリンタの外装
水で湿した布か、または 90% 医療用アルコールで拭きます。
随時
プリンタ内部
プリンタをブラシで丁寧に払います。バー センサーおよびギャップ センサーのウィンドウに、ほこりが付着していないことを確認してください
随時
ライナーのないプラテン搭載ユニットの内部
繊維のない綿棒に 90% の医療用アルコールをつけて十分にクリーニングしてください。
ロール紙を 5 本使い終わるごとにクリーニングします (必要に応じて、より頻繁に)。
これは、印字ヘッドやその他のプリンタ コンポーネントを損傷する恐れのある異物汚染物質 (油、埃) をプラテンから除去する場合のみの緊急手順です。この手順を行うと、ライナーのないプラテンの使用寿命が短くなったり、尽きることさえあります。クリーニング後 1 ~ 2 メートル (3 ~ 5 フィート) 用紙をフィードしてもライナーのない用紙の詰まりが続く場合は、プラテンを交換してください。