プラテン (ドライバ ローラー) のクリーニングと交換
プラテン (ドライバ ローラー) のクリーニングと交換

プラテン (ドライバ ローラー) のクリーニングと交換

プラテンは、印刷面であり、用紙のドライブ ローラーです。通常、クリーニングは必要ありません。プラテン ローラーに紙とライナーからの埃がある程度溜まっても印刷工程に影響しません。
プラテン ローラーの汚れは、印字ヘッドの破損や、印刷時の用紙の滑りや詰まりの原因になることがあります。粘着物、ちり、通常の埃、油、その他の汚れなどは、プラテンからただちに取り除いてください。
プリンタのパフォーマンス、印刷品質、用紙処理が著しく悪化した場合は、プラテン (および用紙経路) をクリーニングしてください。クリーニングした後も粘着やジャムが続く場合は、プラテンを取り替える必要があります。
次の手順に示すように、ファイバーフリー綿棒 (Texpad 布など) か、湿らせたリントフリーの清潔な布に医療用アルコール (純度 90% 以上) をごく少量含ませて、プラテンをクリーニングしてください。
  1. プラテン ローラーを取り外すには、次の手順に従います。
    1. カバー (ディスペンサが装着されている場合はディスペンサ ドア) を開きます。プラテン部分から用紙を取り除きます。
    2. 左右のプラテン ベアリングのラッチ解除タブをプリンタ前面に向かって引き、回転させます。(下の矢印の付いた画像は、ラッチが閉じている状態と開いている状態をそれぞれ示しています)。
  2. プリンタの底のフレームからプラテンを持ち上げます。(この画像の矢印はプラテン ベアリングを指しています)。
  3. ギアと 2 個のベアリングをスライドさせてプラテン ローラーのシャフトから取り外します。
  4. この手順は、クリーニングの場合にのみ実行してください。
    1. アルコールで湿らせた綿棒でプラテンをクリーニングします。中央から外側に向かって拭きます。
    2. ローラーの表面全体が完全にきれいになるまで、上記の手順を繰り返します。たとえば、1 回のクリーニングでは、粘着物や油が薄くなっても、完全には取り除けないことがあります。
    3. 粘着物の蓄積やラベルの紙詰まりがひどい場合は、新しい綿棒でクリーニングを繰り返して残った汚れをすべて除去してください。
  5. 使用した綿棒は廃棄してください。これらを再利用しないでください。
  6. ベアリングとドライブ ギアをプラテン ローラーのシャフトに合わせます。
  7. プラテンを左側のギアに合わせて、プリンタの底のフレームに下ろします。
  8. 左右のプラテンのベアリング ラッチ解除タブをプリンタ背面に向かって下に回転し、定位置に固定します。
  9. ディスペンサ ドアや用紙カバーを閉じる前、かつ用紙をセットする前に、1 分間プリンタを乾かしてください。