クリーニングの推奨スケジュール
クリーニングの推奨スケジュール

クリーニングの推奨スケジュール

クリーニングは、プリンタのメンテナンスの定期的な手順です。ここに記載されているスケジュールを使用して、プリンタとそのコンポーネントをクリーニングしてください。
コンポーネント/領域
推奨
印字ヘッド
5 ロール分の印刷用紙を印刷するたびに、印字ヘッドをクリーニングします。印字ヘッドのクリーニングを参照してください。
標準プラテン (ドライブ) ローラー
印刷品質を向上させるために、必要に応じて行います。プラテン ローラーが滑り、印刷イメージに歪みが生じ、最悪の場合は用紙 (ラベル、レシート、タグなど) が動かなくなる可能性があります。この「メンテナンス」セクションの詳細な手順を参照して、プラテンを清掃し、必要な場合は交換してください。
標準プラテン ローラーには、黒色 (203dpi) とグレー (300dpi) の 2 色があります。
ライナーレス プラテン (ドライブ) ローラー
通常、ライナーレス プラテンはクリーニング不要です。印刷時に用紙の粘着面にホコリが付着します。付着物がプラテン ローラーに溜まっている場合は、クリーニングします。
プラテン ローラーは、ローラーの外周部に接着剤が付着することがあります。何度もロール紙を使用していると、プリンタを使用する際に、これらの接着剤の「輪」が剥がれ落ちることがあります。その後、これらの塊がプリンタの他の領域、最も重要な領域である印字ヘッドに移動することがあります。付着物を除去するには、ライナーレス用紙の粘着面を使用してプラテン ローラーに軽く押し付け、付着物を丁寧に取り除きます。プラテンのクリーニングと交換については、この「メンテナンス」セクションの手順を参照してください。
ライナーレス用紙がプリンタに貼り付いたり、固着したりしている場合は、シリコン非粘着性コーティングが失われている可能性があります。このような場合は、通常、ライナーレス プラテンを交換する必要があります。
ライナーレス プラテン ローラーには、赤褐色 (203dpi) と茶色 (300dpi) の 2 色があります。
ローラーを溶液でクリーニングしたり、このタイプのローラーのデリケートな表面を擦ったりすると、ライナーレス プラテンが損傷したり、その耐用期間が短くなったりします。
用紙経路
必要に応じて、純度 99.7% イソプロピル アルコールで湿らせた繊維の出ない綿棒とクロスで、丁寧にクリーニングします。アルコールを完全に蒸発させます。用紙経路のクリーニングを参照してください。
内部
必要に応じて、柔らかいクロス、ブラシ、またはエア スプレーで、ホコリや付着物を拭き取りまたは吹き飛ばしてクリーニングします。
オイルやこびり付いた汚れなどの物質を溶解するには、純度 99.7% イソプロピル アルコールと繊維の出ないクリーニング クロスを使用します。
外装
必要に応じて、柔らかいクロス、ブラシ、またはエア スプレーで、ホコリや付着物を拭き取りまたは吹き飛ばしてクリーニングします。
プリンタの外装は、普通石鹸の水溶液で湿らせたクロスでクリーニングできます。洗浄液がプリンタやその他の領域に侵入しないように、使用する洗浄液は最小量にします。プリンタのコネクタや内部のクリーニングには、この方法を使用しないでください。
最新のヘルスケア プリンタ モデルには、病院やその他の同様の環境のために、紫外線 (UV) と消毒に対応したプラスチックが使用されています。プリンタのユーザー インタフェース コントロール部分はシーリングされているため、プリンタ外装の他の部分と一緒にクリーニングできます。テスト済み/認定済みのクリーニング剤とクリーニング方法の最新情報については、Zebra Web サイト (zebra.com/support) の『Guide To Disinfecting and Cleaning Zebra Healthcare Printers』を参照してください。
ラベル ディスペンサ オプション
ラベル ディスペンサの動作を向上させるために、必要に応じてクリーニングします。
ディスペンサの動作に関する詳細については、ラベル ディスペンサ オプションのクリーニングを参照してください。
カッター オプション
カッターは、ユーザーによる修理が可能なコンポーネントではありません。
カッターの開口部内またはブレードの機構は、クリーニングしないでください。
外装のクリーニング手順を使用して、カッター ベゼル (筐体) をクリーニングします。
このオプションのクリーニングとメンテナンスについては、サービス技術者にお問い合わせください。
カッター ユニットにはオペレータによる修理が可能な部品はありません。絶対に、カッター カバー (ベゼル) は取り外さないでください。絶対に、物や指をカッターの装置に挿入しないでください。
ブレードには特殊なコーティングが施されているため、接着剤や摩耗に対する耐性があります。クリーニングすると、ブレードが使用不能になる可能性があります。
このガイドに記載されている推奨のクリーニング用品をご使用ください。未承認の工具、綿棒、溶剤 (アルコールを含む) などを使用すると、カッターの損傷、耐用期間の短縮、カッターの固着につながる可能性があります。