ZD620 および ZD420 デスクトッププリンタユーザーガイド

ZPL プリンタ設定の管理

ZPL プリンタは、最初のラベルを迅速に印刷するために、動的にプリンタ設定を変更できるように設計されています。持続的なプリンタパラメータは、今後使用するフォーマットのために維持されます。これらの設定は、後続コマンドでの変更、プリンタのリセット、電源の入れ直し、または工場出荷時のデフォルトパラメータへの復元で変更されるまで維持されます。

ZPL 設定更新コマンド

^JU

はプリンタ設定を保存して復元し、事前設定された設定でプリンタを初期化 (または再初期化) します。

電源を入れ直した後や、プリンタをリセットした後も設定を保持するには、

^JUS

をプリンタに送信して、現在のすべての持続的な設定を保存できます。

最後に保存した値をプリンタに復元するには、値を

^JUR

コマンドで呼び戻します。

ZPL では、上記の単一コマンドですべてのパラメータを一度に保存します。レガシー EPL コマンド言語 (このプリンタでサポート) では、個々のコマンドを即座に変更して保存します。大半のプリンタ設定は ZPL と EPL で共有されます。たとえば、EPL による速度設定の変更は、ZPL 操作に設定された速度も変更します。変更された EPL 設定は、どちらかのプリンタ言語で電源の入れ直しやリセットが行われても持続します。

プリンタ設定レポートは、参照資料として利用できます。操作パラメータ、センサー設定、およびプリンタステータスがリスト表示され、設定レポートを使用したテスト印刷の説明に従ってこれらの情報を印刷できます。Zebra Setup Utilities と ZebraDesigner Windows ドライバでも、このレポートや他のプリンタレポートを印刷して、プリンタ管理に役立てることができます。