MP72 スキャナスケールインテグレータガイド

キャリブレーションの失敗

キャリブレーションに失敗すると、スケールディスプレイが CAL F を点滅させ、7 セグメントディスプレイでエラーコード u## がスクロールします (「スケール障害コード」を参照)。エラーメッセージインジケータを使用して問題を修正し、キャリブレーションを再開します。

次のような障害の原因が考えられます。

無負荷時キャリブレーションが実行されると、スケールは以前の状態に戻ります。スケールディスプレイが 30 秒間 [HOLD] (保持) と点滅してから、タイムアウトします。処理でゼロ重量のしきい値を見つけられなかったため、この状態ではキャリブレーションの失敗は表示されません。これは、プラッタが再取り付けまたは正しく取り付けられていない場合、またはスケール上のウェイトが +/- 2% 最大能力範囲 (+/-0.6 ポンドまたは +/-0.3kg) 外の場合に、発生することがあります。スケールの設置が不適切な場合も、この原因となることがあります。

負荷時キャリブレーションが実行されたものの、スケールが 25 ポンド/11kg の負荷を検知できなかった場合、スケールは以前の状態に戻ります。これは、スケールゼロボタンを押す前に正しいウェイトがプラッタに置かれていない場合に発生することがあります。スケールの設置が不適切な場合も、この原因となることがあります。

いずれの場合も、シールされたキャリブレーションカウンタまたはスケールの法定パラメータカウンタに影響はありません。ただし、キャリブレーションが失敗した場合、問題が解決されてスケールが正常にキャリブレーションされるまで、スケールは動作しません。キャリブレーションモードに戻ります。このモードに戻る前に、スケールをリセットする必要はなく、オンのままにしておくことができます。